保険業界と予防医療の関係がますます深まる中、日本生命保険相互会社様は、お客さまに保険のご提案を行う一環で当社のがんリスク検査「サリバチェッカー🄬」もご提案いただいております。また自社としてもサリバチェッカーを導入いただき有用性の実感と、実体験をご提案に活かしているとお聞きしました。
これまで万一のための保険に注力してきた日本生命保険相互会社様ですが、医療の発達に伴い、リスクを低減させる重要性を強調する取り組みを進めています。今回は、サリバチェッカー導入の背景とその効果について紹介します。
保険と予防医療。
健康に伴走する中で、まずお客様に興味をもってもらう
予防医療と保険会社のつながりが深くなっていますが、会社や個人としてどのように捉えていますか?
医療の発達に伴い、多くの病気は治せるようになってきています。
病気にかかるリスクを低減させることが重要と考えています。実際に弊社内での取組みでもがん検診受診推奨活動を行っています。図1)
今までは万一のときの保険に注力してきましたが、弊社としてはお客様の人生すべてに伴走していくという思いもあり、保険会社業界全体としてもそのような流れを実感しています。
痛みのないだ液検査という魅力と、学術的な裏付け
サリバチェッカーのどこに魅力を感じていますか?
・だ液という痛みのない、お客様に負担のない形で検査が実施可能
・一度の検査で複数のがん種をがん種別にリスク評価できる
という点を魅力に感じています。
また、慶應義塾大学や東京医科大学をはじめとして、大学病院との連携が深いこと、精密検査でみつけることが難しい膵がんの第一人者が携わっている点においても信頼がおけるサービスと捉えています。
「病気になってから治す」 から 「リスクの低減」 へ
実際に予防医療/保険提案を行う中でのお客様の反応はいかがでしょうか?
まだ予防の重要性を感じておられない方も見受けられます。
国民皆保険で病気になれば保険で治せる、といった感覚の方も多いのではないかと考えられる次第です。
もしもの時のための経済支援を保険商品にて提供していますが、がんになってしまうことで生活が一気に変わってしまうことも多くあります。
だからこそ、定期的にがんのリスクを確認しがん検診を受診することで、がんによるリスクを低減させることが重要という点を啓蒙しています。
ご自身もがんのスクリーニング検査というものは以前からご存知でしたか?
サリバテック社と提携するまでは知りませんでした。
がん保険や、がん治療について触れる機会はもちろんありました。
がんの検査は高価で大掛かりなもの、という印象もあったため、自宅で簡単に検査できるということに衝撃を受けたことを覚えています。
お客様へのさらなる価値提供へ
実際に予防医療/保険提案を行う中で、お客様の反応はいかがでしょうか?
がんのスクリーニング検査があるという一時認知、がんに対しての意識がまだまだ浸透していないと感じることが度々あります。
企業様においても、きっかけは社長様が課題意識を持ち、導入いただくことが多いです。しかし、その後の従業員の皆様方への定着までも伴走させていただければと考えています。
人材不足が問われる中、生活習慣の見直し、健康寿命の延伸へとつなげていただきたいです。
サービスを展開する上でサリバテック社へ求める要望はありますか?
さらなる手軽さという点で、常温で検査ができるようになることで、より検査へのハードルが下がると思います。
また、1度受けて終わってしまう方も多いので、お客様にリピートしていただく仕組みについても共に模索していければと考えています。
予防は今のリスクを知ることから
社員様にもご利用いただいておりますが、反応はいかがでしょうか?
・がんに対する意識が高まった
・今のリスクがわかって安心した
との声が挙がっています。
社内でもがんや、がん予防といった話題がのぼることが多くなったように感じます。
企業様へご提案する中でも、自身が体験していることで説得力も増すのではないでしょうか。
がん検診と併せての予防習慣定着へ
社内での周知で工夫されている点はありますか?
あくまでがん検診の代わりになるものではなく、「がん検診と平行して受けていただくもの」という伝え方については気を配っています。
「がん検診や精密検査は1年に1回受検し、追加の検査としてサリバチェッカーを取り入れることで、早期発見につなげていただきたい」という伝え方で意識の浸透へとつなげていければと思います。
長い人生を健康に過ごすために。年齢は関係ありません
お話を伺う中で、ご年齢層ごとに反応はやはり異なります。
しかし、がんは日本における国民病、生涯のうち2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなると言われています。
サリバクテック社と協業関係を続けることで、早期発見に寄与する、
より多くの方にがんについて知ってもらうことを通じて
万が一のリスクに備える保険、
リスクを低減させるヘルスケアをすすめていきたい。
それがお客様の人生を支えることにつながると信じています。