スクリーニング検査で変わる健康意識と生活習慣~ きっかけは会社の福利厚生 ~

平田牧場

平田牧場様では、2023年度がんリスク検査「サリバチェッカー🄬」を福利厚生として実施しました。本社・事業所・店舗といった多岐にわたる拠点で、担当部門が工夫を凝らし、社員への周知や検査の実施をスムーズに進めました。検査を受けた社員からは、自身の健康管理だけでなく、大切な人への健康意識の広がりを実感したとの声が寄せられています。今回は、社員様の視点から「サリバチェッカー」に関するコメントをいただきました。

目次

歯科医で見かけた「スクリーニング検査」が福利厚生に

歯科を受診した際にポスターを見て「だ液で分かるがんスクリーニング検査」の存在を知りました。
ただ、ポスターだけでは詳細がわからなかったのですが、今回会社の福利厚生で受けることができるとわかり、やってみたいと思いました。

実際に検査を受けてみて、より「スクリーニング検査」というものを理解できた気がします。受ける前には特に抵抗感はなかったですが、検査結果が届くまでの間は少しドキドキしたことを覚えています。
実際にレポートを受け取ると、その内容が非常にわかりやすく書かれており、見やすくて良いと感じました。評価結果はAからDまでの評価で、私の結果は全てがAではなく、Bの評価も含まれていました。Bについても具体的な確率が記載されていたため、どの程度のリスクがあるのかが明確で安心しました。全体的には安心できる結果だったため、特に次のステップを考えることはありませんでしたが、具体的にどの医療機関を受診すれば良いとか、どういう予防を心がけたらいいのかアドバイスがあると良いなと感じました。

検査結果から 変わる健康意識

自分自身だけでなく、両親や配偶者にも受けてもらいたいという思いがあり、今回の福利厚生をきっかけに主人や両親も一緒にがん予防の検査を受けました。
検査結果を受けてからは、家族全員で食生活について話し合い、何に気を付けるべきかを共有することができました。

その結果、家族全体で生活習慣の改善に取り組むことができ、少しずつ健康的な生活を実現できていると感じてます。
このような意識の変化は、検査を受けたことによる大きなメリットだと思います。

これから検査をする人へのアドバイス

実際にサリバチェッカーの検査をする前は、「もし自分に何かあったらどうしよう」と不安で、すぐに取り組めませんでした。社員同士で「やった?」と確認し合うこともありました。

私は家族と一緒に食事制限に取り組んだのでスムーズにできましたが、同居している人が受けずに自分だけ受けるとなると、調整が難しいと感じました。食事制限がなければもっと受けやすいと思います。

健康診断をはじめどんな検査でも食事制限はありますが、サリバチェッカーの制限はわかりやすかったです。
ただし、納豆や豆腐といった日本人の食卓に頻繁に並ぶ食品が該当していたので、その量を調整するのは少し難しく感じました。


また、冷凍便での提出が必要なため、冷蔵庫が大きくない家庭では少し課題となるかもしれません。特に4人分の検査キットを保存する場合はそう感じました。提出期限が設けられており、社内では期限のリマインダーがメールでこまめに送られてきたため、忘れることはありませんでしたが、提出が遅れることもあり、再度プッシュされることもありました。

今回の検査は社員である私は会社の一部負担で受けることができ、非常に助かりました。家族分は自己負担でしたが、価格についてどう感じるかは個人差があると思います。父は検査について知っていて興味を持っていましたが、母は全く知らなかったため、少し怖いのではないか、難しいのではないかという不安がありました。家族全員で一緒にやる時間を作ることで、簡単にできるという印象を持つことができました。



検査結果がリスクの低いもので安心しましたが、もし高いリスクが出た場合でも、相談先があることを知っていたため、安心につながりました。また血液を取るようなものは個人では抵抗を感じますが、サリバチェッカーはだ液でできるのでコロナ禍でのだ液検査キットのように身近で手軽にできる点も魅力的でした。

自由診療のがん検査とスクリーニング検査のこれから

これまでがんの検査は受けたことがなく、基本的には健康診断のみを受けていました。
乳がん検診は対象年齢ではないため、子宮がん検診を受けられるときに受けるようにしていました。 でも、乳がん検診(マンモグラフィ)は対象年齢になったとしても痛みを伴うと聞いており、勇気がいる検査だと感じています。若くても乳がんになるリスクがあることは理解していて、国が推奨する40歳からというタイミングも遅いようにも思います。
サリバテックさんの「サリバチェッカー」を利用して、まずはリスクを把握し、適切なタイミングでがん検診を受けられるようにしたいと考えています。今後もがんに関する知識や情報を発信してもらえると非常に助かります。

会社の 福利厚生で知った「スクリーニング検査」

「スクリーニング検査」という言葉を全く知らず、最初は「何だろう?」という感じでした。しかし、自分で調べてみると、がんのリスクがわかるということで興味を持ち、受けてみました。実際に受けた感想としては、だ液でできるので非常に楽でした。インフルエンザの検査のように鼻に綿棒を入れたり、採血をするのは嫌ですが、今回はだ液を冷凍して送るだけなので簡単だと感じました。

検査前には食事制限がありましたが、胃カメラや健康診断でも食事制限があるため、特に抵抗はありませんでした。以前喫煙をしていたため肺がんのリスクが気になっていました。禁煙をしても以前の喫煙の影響が現在どの程度のリスクとなっているのかを知りたかったからです。

実際に受けてみて、レポートの内容はわかりやすく、私の結果ではD評価はありませんでしたが、肺がC評価でした。息苦しさや呼吸器系の不調を感じたら精密検査を受けようと思っています。

一般的な健診で思うこと

健診はアレルギー検査や健康診断、胃カメラなどいろいろありますが、受けるまでが面倒で、受けたいと思ってもつい後回しにしてしまいます。サリバチェッカーのようにだ液でがんのリスクがわかる検査は、医療機関受診に踏み切るための後押しとなり、受けやすさが魅力です。

健康意識の高まり、サリバチェッカーに期待すること

20代の頃は寝なくても平気でしたが、30代になると睡眠の重要性を感じるようになりました。食事も野菜を意識して摂るようになり、肉やラーメンばかりではしんどいと感じるようになりました。睡眠や食事の改善に気を配るようになったのは、健康意識の高まりの一環です。

また検査結果では、たばこを吸えば肺がん、お酒を飲めば肝臓にリスクがあるとわかりますが、他の臓器に関しては何がリスクとなるのかがわかりにくいです。そういった相関関係が明確になると、生活習慣の見直しがより具体的にできるようになります。また、小さな赤ちゃんがいるので、アレルギー検査もだ液でできるようになると良いと思います。過去に蕁麻疹が出た際にアレルギー検査をしたのですが、血液検査ではなくだ液でできればもっと簡単だと思うからです。

検査そのものには非常に満足していますが、料金が少し気になります。他のスクリーニング検査と比較しても安価な方ですが、全額自己負担となると年に1回受けられるかどうか不安です。

今回は会社の福利厚生で自己負担が少なかったため非常に助かりました。会社が社員の健康を考慮して、このスクリーニング検査を提供してくれたことには感謝しています。


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